信用できる整形外科とは?

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  • 登山前の準備が全て、膝痛を予防する体づくり

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    登山当日に最高のパフォーマンスを発揮し、膝の痛みを未然に防ぐためには、山へ行く何週間も前からの、地道な「準備」が何よりも重要です。膝痛の多くは、膝そのものが悪いのではなく、膝を支えるべき筋力の不足や、柔軟性の欠如によって引き起こされます。つまり、日頃から、登山に耐えうる体づくりをしておくことが、最大の予防策となるのです。まず、最も重点的に鍛えるべきは、膝関節を安定させる上で、天然のサポーターとも言える「太ももの筋肉(大腿四頭筋とハムストリングス)」です。特に、下りの衝撃を吸収する大腿四頭筋の強化は不可欠です。自宅でできるスクワットやランジは、非常に効果的なトレーニングですが、この時、膝がつま先より前に出ないように、お尻を後ろに引く意識で行うことが、膝への負担を減らすポイントです。また、意外に見落とされがちですが、「お尻の筋肉(臀筋群)」と「体幹(インナーマッスル)」の強化も、膝の安定には欠かせません。お尻の筋肉が弱いと、歩行時に膝が内側に入りやすくなり(ニーイン)、膝の内側や外側にストレスがかかる原因となります。次に重要なのが、「柔軟性の向上」です。太ももの前後、お尻、そしてふくらはぎの筋肉が硬いと、膝関節の動きが制限され、衝撃をうまく吸収できなくなります。登山前後はもちろんのこと、普段から、お風呂上がりなどの体が温まっている時に、気持ちよく感じる程度のストレッチを習慣にしましょう。そして、最後に「装備の準備」です。クッション性の高い登山靴や、膝への衝撃を吸収してくれるインソールを選ぶこと、そして、後述するトレッキングポールを正しく使う技術を、事前に習得しておくことも、体づくりの一環と言えるでしょう。これらの地道な準備こそが、あなたを膝痛の不安から解放し、心から登山を楽しむための、最も確実な道筋なのです。